イタリアの旅(7)

 

 ポンペイへ

12/13 ローマからナポリポンペイ 6:00起床 6:30食事 7:00出発

昨日ワインをだいぶいただいたので、やや目覚めが悪かった。食事の方はコンチネンタルスタイルで、パンとジュースであった。チケットを持っていた別のグループの人たちはいろいろな食べ物が食べれるようだった。しかし、いったんテーブルについてから、家内が食べ物を取りに行ったら、その色々な食べ物も何も言われず持ってこれたのである。そうだよな。チケットがあるかどうかなんて、判断できないよなあ。しかし、あとから来た若い女の子はやはりだめといわれたようである。

 

ちなみにこの女の子たち二人は前の日に、カンツォーネを聞きながらの食事でちょうど前に座った人たちで、酒が大変強かった。それに実は、バスの中でイタリアの新聞を読んでいたので凄いなと思っていたのだが、今日確かに本物であることが判明した。それは、イタリア人が何かを言っていたら、私たちみんなは怒られているのかと思ったら、「違いますよ。よくできましたねと言ってたんですよ。」と話してくれた。やはりただものではない。

 

一階のホールにいた添乗員さんも、何となく目がはれぼったかった。みんなの点呼の確認をしたら、今日の仕事はお休みとのこと。

それは今日はバス一台で行動することになっているためのようだ。だから同じツァーの中で、オプションツァーを希望した私たち11人は、もうひとつのグループ35名と一緒のバスに乗ってポンペイに向かった。今度のバスは、少し小さいようで、ぎりぎりの人数であった。やや窮屈である。

 

昨日このグループの現地案内人が、今日も引き続き案内するようである。その案内人の話では、ナポリの運転マナーは大変悪いそうで、北の方の運転マナーのほうがよいと話をされたが、私の感覚では、フィレンツェやローマもひどいと思っていたので、どうなんだろう???まあ、考えないことにしましょう。

 

また、南に行くにしたがって、人々の暮らしは貧しくなっていくようであるが、人情は厚いし、オレンジが豊富でうまい。バッファローの生チーズがたいへんおいしいらしく、ドイツにも工場ができているとのことです。トイレにしても、有料でも値段が安い。10〜20セントでOK。気持ちがあればそれでよいようだ。

 

山を見ると石灰岩が多いようである。秩父のあの山に似ていて多分大理石があるのもそういう土地柄なのかな。ナポリに行く途中に、アッピア街道を横切った。この街道は、何と700km松並木が続くそうである。後から知ったがローマからほとんど直線で続いていて、古代ローマにはなくてはならない高速道路のような役目をはたしていて、軍隊がすぐに行動できるように整備されている。おかげて普通の人々もここを利用できるのである。

 

そしてバスは、ベスビオス火山を横に見て、さらにナポリを通過する。この火山250回も爆発し、どんどん低くなっているそうである。そのうち山でなくなってしまうのかな。またこのへんの人たちはレモンリキュールを必ず飲むそうである。また高速道路に面したお店にトイレ休憩。

 

ここで、パンにチーズとハムが挟んであるものを加熱して食べた。もう少し加熱したらもっとおいしかっただろうと思う。注文の仕方は、最初にレジの所で自分の食べたいものを言って、お金を払いこのレシートを持って、実際に物のある場所にいって、レシートと引き換えになっている。それにしても、必ずといっていいほど、高速を下りてお店に入るのはいかがなものか。まあしょうがないことかも知れないけれど。  

 

 

 

 

続く

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