マテキフルート訪問記

 

坂戸にあるマテキフルートというメーカーの工場見学に行ってきました。

市街地を通り抜け到着すると、そこは少し大きな普通?の民家のような佇まい。外観はとてもat homeな感じです。玄関に出迎えてくれたのはなんと社長さんでした。そして、ドキドキしながら(普通の‥しつこい?)玄関を通され2Fの応接室へ‥

 

納品予定の(受注生産、handmadeのため余分には無いみたい??)フルートを試奏させていただきました(ドキドキしながら‥ね)

マテキフルートの音色はワタクシのような者が吹いてみても明らかに音色が素晴らしく感じました。その材質によってかなりの違いを確認する事が出来たのです。音色に関しては好きずきがあるのですが、考えることに、私には金より銀の方が合っているような気がします。軽く艶のある金の音色より、少し暗い?影を含んだよな?音の方が好きなのかも。

 

さんざん試奏させていただいたあと、工場(工程)の見学へ。

1F2Fにはそれぞれ4名ほどの熟練工の方々がスケールの類を何一つ持つことなく細かい作業をモクモクとこなしていました。シロートのワタクシが思うに、何を、どこを目印にして作業をしているの??と感心させられます。1mmほどのバネ掛けをつける作業にしても、結構、ボーボーとバーナーを当て時間との勝負をこともなくこなしていたりと、それでいて皆さん快く見学をさせてくださって‥感謝です。それにしても何十年と培ってきた感覚って素晴らしいものなのですね!!!

カンゲキ!

 

工場に入るアプローチから感じていた、気さくさ、暖かさ、実直な人たちの手によって作られる1本1本、マテキフルートが「魔笛」

なのが少し分かったような気がします。出来ることなら魔笛の魔力にあやかりたいです。

 

応対してくださった沼沢さん、そして玄関まで出迎えてくださった社長の渡邉さん、そして快く作業を見せてくださった社員の皆さん、

ほんとうにありがとうございました。

 

 by くろねこ (2006/11)

 

 

  

 

 真剣な表情で、もくもくと作業をされていました。突然の来訪にも気さくに応対していただきました。みなさんほんとうにありがとうございました。

 

 

    小さなバネ掛も大きなバーナーとピンセットで、まるで神業 →

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 指先の感覚で寸分の狂いもなく仕上げてしまいます。↓

 

 

試奏させていただいたフルートです。

お気に入りは向こうから3本目 AG943 巻き管ソルダードモデル リングキー Eメカ付き H管

 

 

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